所蔵しないのもアリかと

2008年3月21日

Life with Mac and more.のエントリ「Blu-Rayは特盛りすぎて」でBlu-Ray DVDについての話が。

いずれBlu-Ray機器の価格もこなれてきて、いよいよかなという頃には、次の世代の規格なりiPodや着うたの時のような楽しみ方の変化が現実味をおびてくると。

…というところでふと思うことがあったので、とりとめもなく。

うちにも、父が溜め込んだビデオ、LD、DVDが山のようにあります。
最近の父の休みの日の仕事は、屋根裏部屋にある古いビデオテープを下ろして来て、デジタルリマスター版のDVDと重複しているものを抜き出し、母のアメリカ/韓流/華流ドラマ録画用に、ツメ部分にセロテープを貼ること。

そこで思うわけですな。
「何のために父はムービーライブラリを?見る時間あるのかな?」

おいらが小さい頃は、ビデオに録画してためておくことが、映画やスペシャル番組を繰り返し見る唯一の手段だったように思います。
同じように、劇場公開作品はLDで買っておくと。
テレビの画質が良ければ、まるで映画館のように家で映画が楽しめる!というのが父のようなプログラムピクチャ世代(毎月新しい映画がハコにかかり、そのタイトルが見られるのは基本その期間限り)にとってはタマラナイ楽しみと思えたことは、想像に難くないんですが…。

おいらはどうもため込むことに関心が薄いんだな。
父のビデオやマンガの中で暮らしているからありがたみがないという意見も至極もっともなんですけれども、それだけじゃないような。
小さい頃からVHS、8mmビデオ、LD、DVD、そしてBDと、メディアの変遷を見て来たせいか、ためてもどうせまた次の規格が出るんでしょ、買うだけムダやんね、と冷めた目で見ちゃうんです。

それに、小学生の頃から自転車圏内にTSUTAYAがあるのが当たりまえなので、見たくなったら借りればいいか、っていう感じなんですよね…。
今はDISCASみたく、割とマイナーな作品でもおうちまで届けてくれるサービスもあるし。

本でも映画でも、よっぽど気に入ったものしか買わないし、手元に置かない。
それでも本がいっぱいあって困るってのに。

といって、別になんでもWeb上に流してどんどんコピーすれば良いっていう考えでもないんですよ。

おいらにとって一番良いのは、こんな感じ。

ネットに接続する機械があってそれをテレビ(もしくはモニタ)につないでおきます。
そこから映画の配給会社のチャンネルに行って、タイトルを選ぶと、映画がストリーミングかなんかで上映されると。

今あるネットテレビみたく決められた番組表があるんじゃなくて、こっちから「久しぶりにカサブランカが見たいのぅ」とか言いながら、リモコンかなんかで映画会社のサイトへ行って、映画のチケットを買うみたいにお金を払うと、おうちで映画が見られますよ、というプッシュ型のカタチ。
もちろん、1回の視聴代は数百円(最新映画よりは安い)で、新しい作品は劇場公開が終わってからじゃないとここには出て来ないのね。

このままブロードバンドが普及すれば、技術的にはそんなに難しい話じゃないんじゃないかと思うんだな。
問題は、配給会社とかがそういうのより、今のセルの方が儲かるからそっちが良い!って居残っちゃうことかなぁ。

そういうのないかなぁ…もしかしてApple TVってそういう機械になる予定なの?

ためたい人はためれば良いんだけど、ためたくないけどたまに見たい人もいるんだぜ、ということで、そういうサービスが出てくることに期待したいです。