飛騨高山に行って来た

2013年2月15日

毎年恒例、連れて行ってもらっているスキー・スノボ合宿。今年も行って来ました。
毎度毎度クルマに乗っけてもらってるので常に「連れて行ってもらってる」感が…。
今年は岐阜県高山市の郊外にある「朴の木平スキー場」。帰って来てから地図見て気付いたんだけど、ここからもう一つ峠を越えると長野県に入るらしいです。思った以上に東の方だった。

到着した早朝〜午前中は雪が降っていたけど、午後からすかっと晴れました。
大学の頃からスノボやってるくせに年1回ペースなせいか、ターンはできるけど急な坂道や狭い所が怖くてしょうがないので、初心者コースから上に行けない…。
今回もエアターンコースの狭い坂道でへっぴり腰になった途端ずっこけました。下が凍って硬くなってたもんで背中でバウンドしたら痛いし息ができないしで動けず。
⊂⌒~⊃*。Д。)-з ←しばらくこのまま。日頃の運動不足がモノを言う。
このビビり癖はどうしたらいいんでしょうね。慣れるしかないのかなぁ。
朴の木平スキー場の印象は、子どもと初心者に優しいスキー場でした。
小さいお子さん向けのそり遊び・雪あそびコーナーがどーんとありました。
そして、初心者ゲレンデのリフトの人がとにかく優しい。
スノボを始めて一番最初に「はぁぁぁん!無理!帰りたい!」ってなるのが片足をボードに装着してリフトに乗ること。これができるようになるまで、何度リフトを止めたかを考えると今でも顔から火が出そうですが、やらなきゃ上手くなるワケもなく。
乗り際に座り損ねて頭上をリフトが通過するのを凍り付いたまま見送ったこともあります。
降り際に自分のボードにつまずいてずっこけたあげく、慌てて立ち上がってリフトで頭を打って悶絶したこともあります。
ここの初心者ゲレンデリフトは両足外した状態でボードを抱えて乗っても良いし、片足装着状態でもいちいち係員の人が動作を指示してくれるので、やり始めた頃こういうスキー場に来てたら、苦行のように練習することもなかったかな…と。

今回のお宿はスキー場から10分ほど山を下ったところにある「シャレー中西」さん。今回泊まった本館の方は建具が和風で格好良かった…!
ごはんおいしかったです。
とは言え、全部食べられないのでいくつか里子に出して食べていただきました。旅館ってなんでいつもごはんが山のように出るの…好き嫌いがあってもお腹いっぱいになるように?違う?
二日目は高山市街を観光。「宮川朝市」と「古い町並み」へ。
古い町並みは本当に古い町並みと案内されています。バス停も「古い町並み前」だったし…。「国選定重要伝統的建造物群保存地区」では案内しにくいからだろうと推察。
高山市街の真ん中を通る国道158号線、スキー場に行く前の朝方4時頃通ったんですが、市街地の真ん中で直角にかくかくっと曲がるポイントがあるんですね。この道、昔の街道だと思うんですが、飛騨は幕府直轄領で陣屋(代官所)が高山に置かれていたので、何かあった時の防戦ポイントとしてかくかくに整備したんだろうなーなんて想像したり。大きなお城でも城内に入る際には何回か直角に曲がらないとダメな構造になってます、アレです。

川沿いの宮川朝市。到着した時は吹雪で、見物しているうちに雪がやんで晴れて良かった。お土産屋さんのおかみさんの「今日はあんまり寒くない」の言葉にビビるわたくし。高山って普段どんだけ寒いんですか(´ノωノ`)

氷菓」の聖地。
小説・アニメ未見の私にとっては普通にオサレ可愛いお店。帰宅してから父(アニメ好き。1シーズン10本以上見る)に写真見せたら喜んでました。

酒蔵の土間に掲げられたラベルの額。…と、槍っぽいものや銃らしきものが。

うさぎ舎」のかざり。このお店限定の「うぼぼ」根付け買ったぜ!ことりっぷで予習しといた甲斐があった。
お昼は飛騨牛の肉蕎麦。おいしかった…!

日本の滝百選のひとつ平湯大滝へ。川の上に積もった雪が生クリームみたい…。
この時の外気温マイナス4℃。寒いし足下はつるつる滑るし滝を見た他はぼーっとしててあんまり記憶が定かでなかったり。雪の上を歩く姿がペンギンみたいだったそうです。かっこわるい…。

帰りのサービスエリアで食べた「けいちゃん」。ご飯のかわりにうどんトッピングを選んでみた。味噌味の焼うどん風。

さる!ぼぼ!

今年の高山行きは初日雪山・二日目観光の無理のない日程ですごく楽でした。二日目も雪山で三日目に観光だったらかなりしんどかったと思う。来年も高山だったら、高山陣屋を見に行ってみたいです。