今回の旅行の付け足しテーマのひとつめ、「スターフライヤーの飛行機に乗る」。
スターフライヤーとは、北九州市に本社を置く航空会社。昨今はやりのLCC(格安航空会社)とはちょっと違う雰囲気です。
トータルデザインを松井龍哉氏がされていることでも有名で、飛行機の機体から座席、座席に置かれたパンフレット、サービスのコーヒーとチョコレートの包み紙まですべてコーポレートカラーの黒で統一されています。
数年前にMdNだったかWeb Designingだったかで「ブランドのトータルデザイン」事例として取り上げられていたのを見て、うわぁすごい!と思って、実際にこのデザインが運用されている現場を見てみたいなぁと思っていました。
ただ、関西圏からこのスターフライヤーに乗るには、関西空港しか選択肢がありません。枚方の我が家から関西空港というのは結構面倒くさい距離(バス/電車で2時間)でして、どうも仕事などで急ぐ時には使いづらい。今回のように、私用でしかも厳密に何時にどこに到着していなければならないキツい縛りのない場合にはうってつけです。
というわけで、行きました!関空まで。
機体はこんな感じ。後ろ2枚は羽田空港の空港バスの窓越しに撮ったので緑がかってます。日差しに黒々したカラーリングが渋い…。
座席シート。黒い…。
シート背面のパネル。音楽とか映画とか、タッチパネルで操作します。メニュー画面も白黒グレイで構成されていてスタイリッシュ。
離陸前に流れる安全ビデオもちょっと変わってます。NINJAってー!
関空を離陸する時に順番待ちしてる間、エアフランスが離陸するところを真横から、大連航空が離陸するところは真後ろから見る事ができました。わんだばな感じでかっこ良かったー!
あと、こんなこともあり。
今日、浜松上空でJALの飛行機とすれ違った。富士山見えるかなーって窓の外見てたら、キラッと何か光ったから思わずそっち見たら、少し高い所をJALの飛行機がびゅーん!って西に向かって飛んで行った。すれ違う所初めて見たからびっくらこいた!∑(‘ω’ノ)ノ!
— みきさん (@miki7500) 2013年3月2日
富士山もちゃんと見ました。雲がちょうど切れててラッキー。
コーヒーはタリーズのオリジナルブレンド、チョコレートは森永のカレ・ド・ショコラのビターとのこと。
こうして普通に書いていますが、座席に座る前には写真を撮り、離陸前には2台のiPhoneと1台のガラケーをテーブルに並べて電源を切り、コーヒーが来ちゃまた写真を撮り、房総半島上空あたりで強風で飛行機がビミョーに縦揺れしている中で黙々と手帳にメモ(下)を書き、着陸したらまた2台のiPhoneと1台のガラケーをテーブルに並べて電源を入れ…と、挙動がかなり不審で隣に座っておられた老夫婦にはかなり怪訝な表情をされていました…。気味の悪い隣で申し訳なかったです…ヽ(´Д`;)ノアゥア
操作パネルの画面遷移とかパンフレットの紙面のレイアウト構成とか殴り書きしてあります。
書いてる横でお隣のご主人がちらちら中身をご覧になっていましたが、何をやっているのかご理解いただけたかどうか…。汚いし。
てな感じで飛行機の旅を満喫いたしました。強風のせいで30分くらい到着が遅れたのとメモを書いていて若干乗り物酔いした(自業自得)以外は、大満足でありました。