週末台湾旅行(3日目・ちょっぴり観光と移動日)

2015年10月14日

旅行に行ってから2か月までになんとか書き終わりそうで一安心。9月忙しかったかんね…。それはさておき。
一人週末台湾旅行、最終日の3日目はまたまた朝から晴れでした。
本当、台風来ると思って身構えて行ったのに見事に沖縄方面に逸れました。ダメもとで行ってよかった〜。
最後の日は午前中にちょびっと観光して、昼食を食べたら空港へ行って夕方の飛行機に乗る、というスケジュール。
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朝ごはんがてら、宿の同室の方に教えていただいた近所の市場に行ってみることにしました。というのも、前日に本を買いすぎて、持ってきたエコバッグに入りきらないのが判明したからです。大きい鞄入手ミッション、生活用品がなんでも安くで手に入る市場ならば何かあるはず!
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いざ市場の中へ。
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いやー、市場ですね!朝から賑やか。市場っちうのはこうでないと!というくらい市場です。昔地元にあった「公設市場」や祖母宅の近所の商店街を思い出しました。
そこで見つけたのがこちらの鞄。
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宜蘭県の農業体験施設のノベルティらしき鞄。折りたたんでファスナーで閉じて収納できるようになっています。ただし、ファスナーの取っ手部分が取れてなくなっておりました。
日本円にしてお値段なんと250円。やっす。
無事鞄も手に入れたし朝ごはんは市場を出たところにある永和豆漿(台北市内のあちこちにあるチェーン店のようなそうでないようなお店)で鹹豆漿(豆乳ベースのスープに具が入ったクラムチャウダーみたいなの)と油条(揚げパン)のクラッシックな朝ごはんを食べようと思って歩いてたら、市場のアーケードの下にいる間にスコールが降ったらしく、めちゃくちゃ蒸し暑くなっていました。
こんな温室みたいな中で冷房の効いていない永和豆漿のオープン席(要するに歩道に出したテーブル)でスープをすするのは正直キツい…と思っていたらば、大通りの向かいにイートインのあるセブンイレブンが!
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で、あえなくフツーの朝ごはんに。台北まで行ってなんでセブンイレブンのサンドイッチ食べてるんでしょうね。旅情ゼロ。
これを買うのに、実はちょっとしたつまずきがありました。
台北のセブンイレブンではこの期間サンドイッチや惣菜パンと店舗売りのカフェラテを一緒に買うと安くなるキャンペーンをやっていたようです。それを知らずに、レジで壁のメニュー表を見てホットコーヒーを買うことにしたらば。
私:これと、ホットコーヒーください
店員さんA:拉特なら安くなるよ
私:拉特? (・∀・;) えっ、何それ ←ここだけ日本語
店員さんA:(隣の店員さんに向かって)俺日本語分からん!
店員さんB:お、俺も分からん(焦)
私:えっと、えっと、それ…飲み物?(焦)
店員さんA:そう、コーヒーみたいなの
私:…カフェラテ…?
店員さんA:そう!
私:じゃあ、それください!
市場のビニール袋下げて一人でプラプラやってきたTシャツ・ボロいジーパン・スニーカーのぱっとしないねーちゃんが外国人観光客だと思わなくて、カフェラテ買ったら安くなるよって教えてくれたんでしょうね。そんなに語彙多くないけど一応中国語喋るし(;´Д`)
コンビニのお兄さん二人、すごいなーと思ったのが、私の口から咄嗟に出てしまった「なにそれ?」を聞いて「あ、これ日本語だ」とすぐに分かってくれたことです。日本語を勉強してるわけではなさそうですし、やっぱりテレビや映画その他で耳馴染みあるんでしょうか。文化交流ってのは偉大ですね。おかげでサンドイッチ安く買えたしな〜。
朝ごはんを食べ終わったら、セブンイレブンの数軒隣にある郭元益の本店ビルで台湾土産ド定番のパイナップルケーキを購入。
郭元益は「台湾を代表する創業140年の中国菓子老舗ブランド」です。結婚式のお菓子とか年中行事のお菓子はここで!みたいなのがあるそうです。本店ビルは菓子博物館にもなっていて、パイナップルケーキ作りの体験ができるとのこと。
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朝ごはんも食べたので、宿をチェックアウトしてMRTで中正記念堂へ。
ここも同室の方が「衛兵の交代式良いですよ!」とおすすめしてくださったので、せっかくだし行ってみることにしました。おすすめされなかったら多分誠品書店に行ってさらに本を買ってた(懲りない)と思うので、おすすめしていただいて良かったです。
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行ったらすぐに交代式が始まって、かぶりつきで見られました。いやー、格好良かった。
これでひとまず観光らしい観光は終わりにして、台北駅の地下街で昼ごはんを食べてプラプラしました。地上の台北駅ビルはオシャレなファッションビルみたいになっているようですが、地下街は若者向けの服屋さんやアニメグッズのお店、ゲーセンなんかがあると聞いて覗いてみることにしたわけです。
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行ってみたらば謎の「浴衣祭り」なるフェアが開催されていて、台湾のイラストレーターさん達が描いた浴衣キャラの絵がいたるところに飾ってありました。何なんでしょうね、このノリ。日本の地方自治体がやる下手な町おこしの萌えプロジェクトよりよっぽど力入ってますよ…。
そんなこんなで散策を終えて空港に着いてイミグレーションを通ったりしてるうちに夕方になりました。初日に黒い通勤鞄一個だけだった荷物はこんなことに。
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はい、倍ですね。増えた分の半分は本です。
この後、飛行機が順番待ちで定刻より20分遅れて離陸したせいで、関空から自宅まで帰る終電に乗れなくなって会社に泊まったりもしましたが、ひとまず一人週末台湾旅行は無事終了したのでありました。
ざっくり計算で飛行機代とレンタルWiFi、現地での宿泊費と食事代、お土産代を全部合わせて5万円以内で収まった旅行でありました。パックツアーの最安値には負けるかもしれませんが、頑張れば完全自作旅行、なんとかなるもんですね。