先日、@kazzen さんの発言を見て「おお!?」と思いました。
息子「どこでもドアって、どっちが入り口なんやろ」 オレ「どっちもやろ」 息子「そうかもね」 ─ どっちでもええけどw
— kazzenさん (@kazzen) 2013年3月16日
@kazzen家のこどもたちの発言は、普段何気なくスルーしてたポイントにスポットライトを当ててくれることが多くて、密かに楽しみにしております。
どこでもドアっていうと…
これですよね。
確かに、どっちが入り口とか考えたことなかったなぁ…。
ということで、どこでもドアについてちょっと考えてみました。
ちなみにこの道具のWikipediにおけるカタログスペックにこんな表記がありました。「カタログ番号:M-04、商品番号:MD401-E、価格:640,000円」あれだけいろんな便利道具があふれてる時代の製品にしては案外短い型番ですね。あと64万円って安くないですか!?どこのメーカーの製品なのかなー?
ドア、特に家と外を繋ぐ玄関のドアの場合、日本では「外開き」が、欧米では「内開き」が一般的なんだそうです。
これは三谷幸喜監督の「みんなのいえ」という映画を見たときに、建築家(演:唐沢寿明)と棟梁(演:田中邦衛)の喧嘩の大きなネタになってたので覚えました。
外開きというのは、家の中から外に向かって戸が開く形。内開きは外から内側に向かって戸が開く形。
内開きのドアにすると玄関に戸が開く分の広いスペースが必要になり、日本の住宅事情ではそのスペースを確保するのが難しいので外開きが主流なんだそうです。ただ、外開きにするとドアを止める蝶番が家の外についてしまうので、防犯的には内開きの方に分があるとか。
ドラえもんの作者は日本人だし、どこでもドアも外開きなのかなぁ?と思って画像を検索してみたところ、こんな感じで内開き(自分のいる方に戸が開く)になってました。
Wikipediaの項目によると、扉の上下に空間歪曲装置、戸に時差修正装置、空間座標決定機、地図、バッテリーが搭載され、ドアノブが行き先受信ノブ、マイクロホン、意志読み取りセンサー、コンピューター(ここにOSが載ってるんでしょうね。Androidだったりしてw)、プライベートロックとなっているようです。こういう構造になっていると、扉の枠から戸が外れてしまうとオオゴトになりそうなニオイがぷんぷんしますね。
どこでもドアでどこか別の場所に接続した場合、外開きだと不注意に戸を開けた時に、向こう側にいる人やモノに戸が当たってしまうかもしれません。それで戸が壊れてしまうと空間が繋がったまま(部分的に歪んだまま)になってしまうので、内開きになっているのかも…。
案外奥が深い、ドラえもんひみつ道具のプロダクトデザイン…!(笑)
最初に戻って「どこでもドアの入り口」について。
私自身は「どこでもドアの入り口」というのは、そのドアの持ち主が居る側だと思いますねー。道具の特性上、持ち主の側からどこかへ接続しているワケですし。…どうなんでしょうねー?