週末台湾旅行(1日目・移動日)

2015年9月11日

8月21日(金)の旅行日程は「移動」です。この日の脳内BGMは「aMazing MusiQue PaRK」。知らない土地に行く時の高揚感って独特なものがありますよねー。

朝から普段通りに出社して午前中は仕事をし、昼前に早退して関空へ向かいました。昼食はJRの車中で食べたコンビニおにぎりです。ここでも「貧乏旅行」のコンセプトは崩しません!!
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当日の服装がこちら。
D×Kで一緒に活動してるイシバシさんデザインの蝶柄手拭いを巻いてる下に着てるのが陳舜臣アジア文芸館の「美味百菜」Tシャツ。日本に来てる外国人観光客で言うと「おいしいごはん」って書いたTシャツを着てるような感じになります。
ここに写ってるのが全装備です。2泊なので大きいカバンもスーツケースもなし、通勤に使ってるBonobo LaptopToteの小さい方です。カバンの中はほぼ着替え(圧縮袋入り)。社会インフラの整った国に行くし、無いものは買う前提で。今から思うと、着替えも現地調達にすれば良かった…。
台風が来る予報だったので、一眼レフのカメラは持って行きませんでした。
14時頃に関空駅に到着。レンタルWiFiを借りて第2ターミナルに行きます。チェックイン機(簡単操作で拍子抜けした)で手続きを済ませて出国手続きもサクサクと終了、搭乗が始まるまでコーヒー飲んだり持って来た本を読んだり。この日一番のんびりしたのはこの時間だったんじゃなかろーか…。
飛行機に乗り込んでみたらば、台湾人:日本人が7:3くらい。これから帰る台湾人のみなさんはお土産いっぱい買ってらっしゃる。私は通路側の席で鞄を座席下に押し込んで周りの様子をぼーっと見ていたんですが、何故か周りの席がいくつか空いていたんですね。
おかしいなーと思っていたら、16時前になって小さな子どもを二人連れた若い台湾人ご夫婦が乗り込んできました。二人とも大きな鞄プラス両手にいくつも免税店の紙袋を下げて、子どもたちはそれぞれロディみたく乗って遊ぶおもちゃを引っ張っています。まじか…手伝わないと席に座れない… _(:3」∠)_
乗務員さん:日本語と英語
ご夫婦:中国語と英語
子どもたち:中国語
私:日本語と中国語(片言)と英語(片言)
この面子で会話すると究極面倒くさいです。やっぱりいざとなると英語ですなぁ…( ꒪ω꒪)
そんなこんなで飛行機が飛ぶと、通路挟んで隣の女性に片言の日本語と中国語で機内持ち込みのたこ焼きを食べても良いか相談されました。大阪人にありがちなことに根がお節介なのでつい世話を焼いてしまうのですよ…!
無事桃園国際空港に到着した後は入国手続きと貨幣の両替をサクサク済ませて空港内のカフェでひとまず休憩しつつレンタルWiFiの動作確認。ここからは基本中国語!ダメな時だけ英語!日本語使わない!と謎の自分縛りを課して空港バスの券売所へ行きます。
「台北駅まで1人」「はい、台北駅1人。ありがとうございます」「ありがとう」
國光客運の券売所のカウンターには爽やかメガネイケメン。にこっと爽やかな微笑みでチケットを出してくれます。
着いて早々やけど、台湾、天国やな…( ゚д゚)
バス待ちの列に並んでると、今度はデカいスーツケースを引っ張ったメガネの若い男性。
「國光のチケットどこで買うか知ってる?」「え…あそこ」「ありがとう!」
この人もすごい爽やかな笑顔で。やっぱり台湾、天国…( ゚д゚)
ここまでサクサクと予定通りに来た移動、空港バスは上手く行きませんでした。夕方のラッシュにハマってしまって、1時間15分の予定が2時間ちょっとかかって台北駅に到着。駅の中は高鐵、在来線、MRT各線の案内板がこれでもかというくらいあちこちに掲出されており、トイレや公衆電話、コインロッカー、案内所もピクトグラム化された案内板がででーんと。これは迷う方が難しい…。
MRT淡水線に乗る前に公衆電話から宿に「予定より遅くなります」連絡を入れます。ここで本当は悠遊カード(チャージ式のICカード)を買っておきたかったものの、ぱっと見回した感じチャージ機はあれど販売機が見当たらず。時間がもったいないのでとりあえず都度支払のトークンで乗ります。
MRTに乗ってみてまず最初に感じたこと。椅子が硬い。バス停のベンチみたいな椅子…。これ座るより立ってた方が快適なのでは。車両自体はやや天井低で大阪の地下鉄では鶴見緑地線やニュートラムと同じサイズっぽいです。
途中から地上の高架になり、基隆河を渡りますが夜なので周囲はあまり見えず。士林駅に着いて改札を出ると、駅前広場に人々が夕涼みよろしくたむろしています。この、夜になっても家に戻る気配なくみんなブラブラしている感じ、アジアの都市に来たどー!っていう気分で嬉しくなりますね。
駅からバス通りを渡り、家々が建ち並ぶ路地に入って少しあるいた民家が宿です。1階はタイ料理屋さん。本当に民家の間の「路地」なので、大きなホテルしか泊まったことない人は怖じ気づくかもしれません。
チェックインして設備の使い方をひととおり説明していただいたら既に夜の22時。桃園空港のコンビニでパンを買っただけでお腹も空いたし、夕食を食べに行くことにしました。
宿からそのまま南へ道なりに歩いて行くと士林夜市があるので、ブラブラと向かいます。道路には士林夜市への案内看板が所々設置されていて、ここでも迷う要素はありません。
士林夜市に着くとまぁ人の多いこと。さすが台北を代表する観光夜市の一つ。
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雑貨屋さんや服屋さん、ジュースやお菓子を売っている間を抜けて士林市場に着くと、そのまま地下の「美食区」へ。いわゆるフードコートですね。地下に入るともわっと八角(スターアニス)のにおいが。このにおいをかぐと「あー、中華圏来たなー」と思いますです。中国料理はなんでも八角使うから…和食でなんでも醬油使うようなもので。
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とりあえず牛肉麺を。ここのはスープが濃厚でちょっとしょっぱかったです。
わたくし麺大好き人間でして、毎食主食小麦粉(麺 or 面包)でも2週間くらいなら全然困らないです。特に大好きなのが牛肉麺。西安でも上海でもお腹空いたらとりあえず手近な屋台に入って食べてたくらい好きです。大阪ではあまり食べられないから余計好きなのかもしれませんね。
お腹いっぱいになったので、引き続き夜市をブラブラします。
オレンジとレモンのジュースを買ってみたり、エビ釣りしてるところを見物したり。ピンボールマシンがいっぱい置いてあるところもあったんですが、もうお店の人が片付け始めてて寂しい感じになっていました。あと、臭豆腐はやっぱり無理…。マンゴーかき氷のお店があったけどお腹いっぱいで次の日に持ち越しです。
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観光夜市だけあって、ここの人達はめちゃくちゃ外国人慣れしています。ジュース屋台の前で「あ、美味しそう」って目を向けただけでオレンジを絞ってたお兄さんが大きいカップと小さいカップの見本をさっと見せて英語でそれぞれの値段を教えてくれました。小さい方のカップって言っても日本サイズで言うとMサイズなんですけどね…。
そんなこんなで移動と軽い夜市散策で1日目は終了。