ゲートコミュニティとな

2009年5月1日

都市とは、よくも悪くも、本来「オープンな場」であり、「他者たる見知らぬ人同士が行き交う場」です。だから、ある意味、都市においては常に「自分にとって徹底的に(有害な)他者である通り魔に出会う」可能性すらもが潜在的に含まれている。都市を歩くというのは、そうした可能性すら含めて、他者としての他者と一瞬の空間を共有しあう行為です。

pensie_log: 日本にもgated communityができた

ぐるりと囲ったところで、その中にコミュニティはできるんやろか?

よその人と関わりたくない人のかたまりが、塀の中にごそっと住んでるというのは、正直気色が悪いなぁ…と思ってしまいますネー。

おいらはずーっと大阪に住んでる家に生まれたせいか、町からじぶんとこの一角だけ切り取ってしまうのは嫌かも。家の中と外はあっても、家から出てまださらに囲いがあるのは息が詰まりそうな気がする。

外から変な人が入ってくるかも知らんから、入れんように囲う、というのは、変な人が入ってきたくない雰囲気のご近所をよう作らん、ということなんかと思ってしまう。

どうなんかしら。